新着情報: ロンドン交響楽団のチェロトップ奏者の演奏です。(11.01.12)
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はじめに
楽器を演奏する方は、プロであれアマチュアであれ、よりうまくなりたいと願う気持ちは共通だと思います。自分の憧れの人のような音色を出したいと願っても、どうすれば良いのかなかなか分かりません。CDを繰り返し聞いてもVTRを穴の開くほど見つめても、それでも判らない部分が残ります。ヴィブラートは音色を決定する大きな要素のひとつですが、一流の演奏家がどのようなビブラートをかけているのか、自分の演奏とは明らかに異なるのは判るが、じゃあ具体的に何がどう違うのか、どうすれば良いのかが良くわかりませんね。また、一流の演奏家は、どのような音律で演奏しているのでしょうか? よく言われるように、『和音は純正律で、旋律はピタゴラスで』って本当でしょうか?
そこで世界の一流演奏家(主に弦楽器奏者)の演奏をコンピュータで分析して音程(音高)を可視化(視覚化)してみました(※)。手持ちのデータの一部ですがアップしましたのでご覧ください。勿論これだけですべてがわかるわけではなく、映像や音声の情報を織り交ぜて、総合的に判断する必要があります。それらに基づき自分にあった練習方法を見つけ出せればいいのです。音作りのための基礎訓練として利用できると思います。
尚、上に書いたことはあくまで演奏の基礎訓練の話であり、音楽性を養うこととは別物であることは言うまでもありません。
※実際の伴奏付きの演奏を可視化するという試みは、恐らく世界で初めてではないかと思います。(違っていたらごめんなさい。)
※尚、今後も少しずつデータをアップする予定です。
初めてお越しの方は波形の見方をご覧ください。
それぞれのデータはA4(横)サイズに収まるように設計されています。必要に応じて印刷し、比較されるのもよろしいかと思います。但し、印刷は自由ですが、著作権を放棄する訳ではありませんので、データの転載を希望される方は、メールにてご一報願います。
尚、ご意見ご質問等ございましたら、こちらまでメール願います m(_ _)m
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